急な出費や生活費の足しなど、お金に困ったことがあるときに心強いのが消費者金融。
中でも最大手であるアコムの利用を検討している方も多いことでしょう。
「これから申し込みを考えているけれど、審査に通るか心配」
「審査で失敗しないためにはどうすれば良い?」
といった声を耳にする機会も多いです。
そこで当記事は、アコムの審査に関する情報をはじめ、重要ポイントやよくある疑問などを幅広く紹介していきます。
この記事を読めば、アコムの審査のことをより深く理解でき、審査通過の可能性がグッと高まるでしょう。
申し込み前に一読してくださいね。
Contents
アコムの審査基準について
大手消費者金融であるアコムは、初心者の方にも安心して利用していただくことができます。
しかし中には不安を抱えている方も多いことでしょう。
中でも、最も多いのは審査に対しての不安ではないでしょうか?
アコムは安定した収入源さえあればパートやアルバイト、派遣社員の方でも利用することは可能ですが、そのためにはアコムの審査に通過しなくてはいけません。
具体的にどのような審査基準があり、どんなことを重視されるのか。
審査に対しての不安は多々ありますが、金融機関では原則として審査基準などを公表していないため明確な基準を確認することはできません。
そのため今回はこれまでの申込に関するデータなどを元に、推測程度ではありますが審査基準について紹介していきたいと思います。
審査申込前に3秒診断を利用
アコム公式サイトに簡易的な借入診断ができる「3秒診断」が用意されています。
あくまでも簡易的なものなので、本審査で同じ結果になるとは限りませんが参考までに利用しておくことを強くおすすめします。
入力項目は以下の3点。
- 年齢
- 年収(総支給額)
- カードローン他社借入状況
これらを入力し、借入可能と出た場合は本審査に通る可能性が期待できるでしょう。
もし借入が難しいと表示された場合は本審査も厳しいものと予想されます。
アコムの審査基準で重要なポイント
アコムの審査を受ける上で、おさえておくべきポイントがいくつかあります。
具体的には次の3つが挙げられます。
- 安定した収入がある
- 他社借入が少ない
- 金融事故を起こしていない
これら3つの条件を満たしていれば、審査に通過しやすくなり、借入できる可能性が高まります。
ここからは各重要なポイントの詳細を見ていきましょう。
安定した収入がある
アコムは安定した収入のある人が利用対象となっています。
ただしどの程度の収入状況なら審査に通るのか、といったハッキリとした基準は非公開。
パートやアルバイトなど非正規雇用の方でも申込可なので、さほど年収が多くなくても審査に通る可能性は十分あります。→パートやアルバイトの方の申込み
また収入とあわせて注目したいのが雇用期間…いわゆる勤続年数です。
基本的に勤続年数が多いほど有利に働き、少ないほど審査落ちのリスクが高まります。
長く働いた実績があるほど安定した収入が見込め、そう簡単に職を失わない、と判断されるのが理由です。
勤続年数は1年以上あればそこまで心配する必要はありません。
しかし、勤続年数1ヶ月、半年未満、といった方は審査落ちの可能性が出てきます。
他社借入が少ない
申込時に他社借入件数および借入額を申請する必要があります。
他社借入が多いほどより多くの返済能力が求められるため、延滞や踏み倒しといったリスクが高まり、審査落ちの原因となりやすいと覚えておきましょう。
現状で他社借入が1件もないならさほど気にしなくても大丈夫です。
すでに他社借入があるなら、そちらのカードローンで追加借入するか、完済してからアコムに申し込んだ方が良いでしょう。
金融事故を起こしていない
クレジットカードやカードローンの利用履歴は「信用情報機関」に記録されています。
この信用情報機関の登録情報は各金融機関がチェックでき、
- 延滞
- 踏み倒し
- 債務整理(任意整理や自己破産など)
といったお金のトラブルの履歴があると審査落ちの大きな原因に。
過去に金融事故を起こしている人は、再度起こす可能性が高いと判断され、審査落ちに繋がるという仕組みです。
また信用情報を参照すれば、現在の他社借入状況もすぐにわかるので、申込時に他社借入がないように見せかけても無駄。
必ず正しい情報で申し込むように心がけてください。
アコムの審査に落ちてしまった理由
「アコムに申し込んだけれど、審査で落とされてしまった。
何が原因なのかその理由を知りたい!」と言う人もいらっしゃるでしょうが、審査落ちの理由を教えてもらうことはできません。
しかし、主な原因について想定することは可能。
具体的には次の3つが審査落ちの理由として考えられます。
- 必要事項の誤入力
- 複数の会社に申込
- 収入に問題あり
ここからはアコムの審査に落ちてしまった理由の詳細をチェックしていきましょう。
必要事項に誤情報があった
申込時に個人情報や勤務先など複数の必要事項を入力します。
もしこの入力事項の中に誤情報があると審査落ちの大きな原因となるので注意してください。
例えば次の3点が挙げられます。
- 電話番号やメールアドレスに誤りがあって、連絡が取れない
- 申請した勤務先に在籍していなかった
- 他社借入がないと申請したけれど、本当は借入している
アコムは担保・保証人不要で利用できるカードローンです。
つまり申込者を「信用」してお金を貸しているわけで、間違った情報で申し込むと「信用できない人物」と判断されてしまいます。
必要事項を記入時は誤りがないように、細心の注意を払って、正しい情報を記入するように心がけてください。
複数の会社に申込
「アコムの審査に落ちたときに備えて、他のカードローンにも申込みをしておこう!」と考える方もいらっしゃるでしょう。
しかしこれは審査落ちの原因となるのでやめるように注意してください。
短期間に複数のカードローンに申し込むと「多重申込状態」として扱われます。
いわゆる「申込ブラック」ですね。
仮に複数のカードローンを入手した場合、多重債務状態に落ちる可能性が高まります。
多重債務は延滞や債務整理の大きな原因。
アコムをはじめとした消費者金融は大いに警戒することになります。
なおアコムが多重申込による審査落ちとなる件数は4件以上とされています。
つまり一度に4件以上の申込がある方はまず審査に通ることがないと考えられますね。
もちろん「4件未満なら大丈夫!」というわけではありませんが、1つの目安として覚えておきましょう。
カードローンを作ろうと考えているなら、どこか1社だけに絞って申し込むのがベスト。
なお申込履歴は信用情報機関に記録され、最短で6ヶ月間保存されます。
つまり、6ヶ月に1社のペースで申し込むのが理想です。
収入に問題あり
カードローン業界のセオリーは
「収入がない人=返済能力が低い人」
つまり十分な収入を持っていないと審査落ちの可能性大。
しかし収入が多ければ良いというわけではなく、安定した収入があるか否か、の方がより重要視されます。
バイト・パートでも申込OKな点を考慮しても間違いありません。
年収がどれだけ多くても、勤続年数が短かったり、短期間に勤務先が何回も変わっているような人だと「安定した収入があるか怪しい」と判断され、落とされることも十分考えられます。
アコムの審査基準についての疑問
ここからはネットなどでよく見かける、アコムの審査基準に関する疑問をQ&A方式で紹介していきます。
低収入の方でも安定した収入があれば審査に通る可能性は十分あります。
月収が数万円程度でも審査通過した方は沢山いらっしゃるので、収入が低いからといって諦める必要はありません。
ただし、収入が少ない=返済能力が低いとみなされ、それ相応の限度額が設定されます。
場合によっては限度額10万円程度しか借りられないこともあるので、その点は考慮しておきましょう。
ただし自営業者や個人事業主は収入と事業を確認するために、確定申告書の控えなどの提出が求められることも。
該当する方はあらかじめ書類を準備しておくとスムーズな審査につなげられます。
ただし次の2点のうちいずれかを提出する必要があります。
- 在留カード(旧外国人登録証)
- 特別永住者証明書
もしこれらを準備できなければ審査を受けられないので覚えておいてください。
ただし、なぜ審査に落ちたのか、その原因を解消できていなければ再び審査落ちすることになるでしょう。
例えば勤続年数が短い、他社借入件数が多い、といった原因があるなら、これらを解消することを優先してください。
ただし住宅ローンへの返済額が大きいと、利用限度額が低めに設定される可能性があります。
例えば月収20万円で毎月10万円住宅ローンに返済している人なら、残り10万円で生活をやりくりすることに。
この中からアコムに無理なく返済できる金額を考えると、多額の借入は難しいと判断できますよね。
無理なく返済できる範囲内でしか借入できないと覚えておきましょう。
アコムの審査に落ちる原因まとめ
今回はアコムの審査に関する情報や、審査落ちの原因などについて紹介しました。
ポイントをおさらいしましょう。
- バイトやパートでも審査が受けられる
- 安定した収入が何よりも最優先される
- 他社借入件数が多かったり、過去に金融事故があると、審査は厳しい
以上3点が本記事の要点となります。
「アコムの審査で何を見られるのか気になる」
「審査通過のためにできることは何がある?」
といった方は、この記事を参考にして、ご自身がアコムの審査に通過できるかを判断してみてくださいね。
アコムの利用前にこちらの記事もチェックしてみてください。「アコムの借入れ前に知っておくべき返済と利息の仕組み」
アコムのおすすめポイント
銀行グループ | 実質年率 | 融資枠 | 無利息期間 |
---|---|---|---|
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 3.0%~18.0% | 800万円 | 最大30日間 |
プロミスのおすすめポイント
銀行グループ | 実質年率 | 融資枠 | 無利息期間 |
---|---|---|---|
SMBCグループ | 4.5%~17.8% | 500万円 | 最大30日間 |
SMBCモビットのおすすめポイント
※2019年9月現在銀行グループ | 実質年率 | 融資枠 | 無利息期間 |
---|---|---|---|
SMBCグループ | 3.0%~18.0% | 800万円 | なし |