カードローンを選ぶとき、どの消費者金融にしようか悩んでいませんか?
「アコムとプロミスのどっちにした方が良いの?」
「それぞれの特徴やメリットを知りたい!」
といった方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は大手消費者金融のアコムとプロミスを比較し、どちらを選んだ方が良いのか、そのポイントをまとめました。
この記事を読むことで、あなたにとってアコムとプロミスのどっちが合っているのかが分かります。
ぜひ参考にしてください。
Contents
アコムとプロミスはどっちがいいのか?9項目を徹底比較
アコム | プロミス | |
---|---|---|
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||
年率 | 3.0%~18.0% | 4.5%~17.8% |
審査時間 | 最短30分 | 最短30分 |
限度額 | 1~800万円 | 500万円まで |
即日融資 | 可能 | 可能 |
遅延利率 | 20.0% | 20.0% |
まずはアコムとプロミスのどちらを選ぶべきか、比較となるポイントを9つチェックしてみましょう。
- 審査通過率の違いを比較
- 無利息期間を比較
- 申し込み方法を比較
- 借りられる金額を比較
- 金利や毎月の返済額を比較
- 自動契約機の営業時間や設置台数を比較
- 専用ATM、提携ATMの使いやすさを比較
- 返済のしやすさを比較
- アプリの使いやすさを比較
ここからは各比較ポイントの詳細を紹介します。
審査通過率の違いを比較
アコム、プロミスはそれぞれ審査通過率を発表しています。
審査率が高い=必ず審査に通る、というわけではありませんが、ひとつの目安となってくれるでしょう。
それでは各社の通過率をみていきます。
アコムの審査通過率は45%~50%
アコムは45%~50%とおよそ半数の人が審査に通過しています。
大手消費者金融の中ではトップクラスの通過率となっていて、大勢の利用者から選ばれているのも納得の内容と言えるでしょう。
プロミスの審査通過率は42.8%~45%
一方のプロミスは42.8%~45%とアコムよりやや劣る審査通過率となっています。
それだけ丁寧に、慎重に貸付していることになり、無理のない貸付を第一に運営しているプロミスらしい結果と言えるでしょう。
無利息期間を比較
アコム、プロミスの両社は「無利息期間」を提供しています。
無利息期間とは対象期間中は金利0でキャッシングを利用できるサービス。つまり該当期間中は利息無しで借入でき、借りた金額(元金)を返済すればOK。
返済の負担を軽減できるため、カードローンを選ぶ上で無利息期間の有無は重要なポイントです。
ここでは各社の無利息期間を比較してみましょう。
アコムの無利息期間は契約日の翌日からスタート
アコムの無利息期間は「契約日翌日から30日間」となっています。
そのため、契約後すぐに借入する人は無駄なく無利息期間を利用できるでしょう。
しかし契約後しばらくしてから借入した場合…例えば契約後10日後に借入すると、残りの無利息期間は20日となってしまい、もったいない事態となりかねないので注意が必要です。
プロミスの無利息期間は初回借入日からスタート
一方のプロミスは「初回借入日から30日間」の無利息期間となります。
初めて借入した日を起点に無利息期間が始まるので、契約後すぐにキャッシングするつもりがない人でも丸ごと無利息が適用され、無駄がありません。
もちろん即日融資を希望する人もバッチリ無利息が適用されます。
「無利息期間を重視したい!」という人にとって、適用期間に無駄がないプロミスのメリットが大きいですね。
申し込み方法を比較
次はアコムとプロミスの申込み方法を比較していきましょう。
アコムの申し込み方法
アコムの申込方法は次の5つが用意されています。
申込方法 | 対応時間 |
---|---|
WEB | 24時間365日 |
電話 | |
店頭窓口 | 9:30~18:00(平日のみ) |
自動契約機 | 9:00~21:00※ |
郵送 | 24時間365日 |
※年中無休(年末年始を除く)
アコムは自動契約機の数が多く、営業時間が9:00~21:00と長いので、申込みやすいのが特徴です。
プロミスの申込み方法
プロミスの申込方法は次の5つが用意されています。
申込方法 | 対応時間 |
---|---|
WEB | 24時間365日 |
プロミスコール | 9:00~21:00 |
店頭窓口 | 10:00~18:00(平日のみ) |
自動契約機 | 9:00~21:00※契約機により営業時間が異なります。 |
郵送 | 24時間365日 |
申込方法の種類はアコムと同じですが、店頭窓口・自動契約機の受付時間が少し短めになっている点が比較ポイントとして挙げられます。
とはいえ、遅い時間まで営業しているため、仕事帰りなどでも利用しやすいでしょう。
借りられる金額を比較
次は両社の借入額に関するポイントを比較していきましょう。
アコムの初回借り入れ額と限度額
アコムの初回借入額は10万~30万円程度となっています。
最高限度額…800万円
最初は取引実績が少ないので限度額が低めに設定されていますが、実績を重ねることで増額が可能になります。
最高額800万円は消費者金融の中でトップクラスの数値となっているため、高額融資を希望する人にとって魅力的なポイントと言えるでしょう。
プロミスの初回借り入れ額と限度額
プロミスの初回借入額も10万~30万円程度となり、最高限度額はアコムより少なめの500万円です。
こちらもアコムと同様、実績を重ねることで増額が認められるようになり、段階的に限度額を引き上げることができます。
アコムの最高800万円と比べると、500万円が少なく感じられるでしょうが、十分すぎる金額設定。
少額・高額融資問わず利用しやすい限度額となっています。
金利や毎月の返済額を比較
続いて金利・毎月の返済額を比較してみましょう。
各社の金利は次のとおりです。
プロミス:4.5~17.8%
このように、最低金利はアコムの方が低いですが、3.0%が適用されるのは500万~800万円の限度額の人のみ。実際は最高金利の18.0%が適用されることがほとんどです。
プロミスも同様に、大半が最高金利の17.8%が適用されます。つまり、金利を比較するなら、プロミスの「0.2%」がポイントに!
次に毎月の返済額ですが、こちらは任意で設定できるため「最小返済額」で比較しましょう。
最小返済額は「最低でも毎回〇〇円を払わなくてはならない」金額のことです。
各社で最小返済額の算出方法が異なり、まとめると次のようになります。
アコム
借入残高×一定の割合=最小返済額
一定の割合は契約極度額に応じて変動。
詳しくは次の表のとおりです。
契約極度額 | 一定の割合 |
---|---|
30万円以下の場合 | 借入残高の4.2%以上 |
30万円超、100万円以下の場合 | 借入残高の3.0%以上 |
100万円超の場合 | 借入金額の3.0%以上 |
借入金額の2.5%以上 | |
借入金額の2.0%以上 | |
借入金額の1.5%以上 |
例えば30万円以下の契約極度額で、10万円の借入をしているなら、一定の割合は4.2%以上が適用されます。
これを元に最小返済額を算出すると…
10万円×4.2%=4,200円
ただし1,000円未満は切り上げて1,000円単位で支払わなくてはならないので、このケースだと毎月の最小返済額は「5,000円」となります。
プロミス
プロミスは「残高スライド元利定額返済方式」を採用していて、現時点の借入残高に応じて最小返済額を算出します。
算出方法は次の表のとおりです。
借入後残高 | 返済金額 |
---|---|
30万円以下 | 借入残高×3.61% |
30万円超100万円以下 | 借入残高×2.53% |
100万円超 | 借入残高×1.99% |
仮に10万円の借入残高があるなら…
10万円×3.61%=3,610円
プロミスもアコムと同様、1,000円未満は切り上げとなるため、毎月4,000円が最小返済額となります。
0.2%金利が違うと毎月の返済額がどれだけ変わってくるのか?
アコムとプロミスの最高金利は18.0%と17.8%。
0.2%の差があります。
ではこの0.2%でどれほど利息に違いが出るのでしょうか。
そこで各社が用意している返済シミュレーションを利用して、利息総額を比較してみましょう。
条件は10万円を12ヶ月(1年)で返済する場合とします。
プロミス:9,894円
差額は117円となりました。
次は条件を変えて、50万円を36ヶ月(3年)で返済する場合をみてみましょう。
プロミス:148,918円
差額は1,803円。
このように、金利0.2%の差で生まれる利息の違いは、さほど大きいものではありません。
短期利用・少額融資なら、それほど気にしなくても良いポイントですが、長期利用・高額融資なら、少しの金利の差が大きな違いへと変わっていくので、重要な比較ポイントとして考慮しましょう。
アコムの金利については「アコムの借入れ前に知っておくべき返済と利息の仕組み」でさらに詳しく解説しています。
自動契約機の営業時間や設置台数を比較
自動契約機の数が多いほど利便性が高まるため、重要な比較ポイントのひとつとなるでしょう。
ここでは各社の自動契約機についてまとめました。
アコムの自動契約機の設置台数と営業時間
アコムの自動契約機は1,042ヶ所(2018年3月時点)が設置されています。
営業時間は年末年始を除く、年中無休で9:00~21:00。
朝早くから夜遅い時間まで営業しているため、とても使い勝手が良いですね。
プロミスの自動契約機の設置台数と営業時間
プロミスの自動契約機は約1,100ヶ所が設置されており、アコムよりもより身近に感じられるでしょう。
営業時間は9:00~21:00(※契約機により営業時間が異なります)。
アコムの自動契約機より若干営業時間が短いですが、利便性の高さは十分です。
専用ATM、提携ATMの使いやすさを比較
両社ともATMでの借入・返済が可能となっており、特に自社ATMは手数料無料で使えてお得です。
提携ATMはコンビニATMや銀行ATMが該当しますが、それぞれATM利用手数料が発生するので注意してください。
ここでは各社のATMを比較してみましょう。
アコムで利用可能な専用ATMと提携ATM
アコムの自社ATMは自動契約機(むじんくん)と併設されており、カード発行からすぐに借入可能です。
営業時間は24時間なので、いつでも手数料を気にせずに利用できます。
代表的な提携ATMは次の5つ。
- 三菱UFJ銀行
- セブン銀行
- E-net(ファミリーマートなど)
- ローソン銀行
- イオン銀行
このように、主要コンビニATMは全て利用できるのが助かりますね。他にも各地方銀行ATMにも対応しています。
プロミスで利用可能な専用ATMと提携ATM
プロミスは三井住友銀行グループの強みを活かし、三井住友銀行ATMの利用手数料が無料となっています。
こちらも原則24時間いつでも利用可能です(一部店舗を除く)。
主に代表的な提携ATMは次の4つ。
- セブン銀行
- E-net(ファミリーマートなど)
- ローソン銀行
- ゆうちょ銀行
※提携ATMの詳細についてはプロミスのホームページでご確認ください。
アコムと同様、主要コンビニATMをしっかりカバーしています。
返済のしやすさを比較
カードローンは借入だけでなく、返済のしやすさも重要なポイントです。
どちらも返済方法は次の5つに対応しています。
- ネット(ネットバンキングPay-easy利用)
- 自社ATM、提携ATM
- 店頭窓口
- 銀行振込
- 口座振替(自動引落)
基本的な返済方法は同じですが、異なる点もいくつかあります。
ここからは両社の返済日の違いなどをみていきましょう。
アコムは35日ごとの返済
アコムの返済日は次の3つが用意されています。
- 毎月払い(毎月同じ日を任意で選べる)
- 35日ごと
- 口座振替(毎月20日固定)
毎月払いはスタンダードな返済方法で、自分で決めた日(例えば給料日と合わせて15日を選ぶ、など)が支払期日になります。
口座振替は毎月20日が固定となり、変更することはできません。
着目すべきは「35日ごと」です。
こちらは前回支払日から35日後が次の返済期日となる返済方法。なお初回は借入日から35日後が期日に設定されます。
毎月払いと比べて、次回支払い日まで猶予が生まれるので、家計への負担を軽減できるのがメリット。
ただし支払日が一定では無いため「うっかり返済日を忘れていた!」とならないように注意してくださいね。
プロミスは毎月5日、15日、25日、末日から選択可能
プロミスの返済日は次の4つの中から任意で選択できます。
- 5日
- 15日
- 25日
- 末日
これは口座振替を利用しても同じ。
アコムと違って、口座振替でも返済日を選べるのはアドバンテージといえるでしょうが、任意の日にいつでもというわけにはいきません。ただし三井住友銀行またはジャパンネット銀行以外の金融機関を口座振替に指定した場合は毎月5日が返済日で固定されます。
アプリの使いやすさを比較
アコム、プロミスはそれぞれスマホアプリをリリースしています。ここではそれぞれの使いやすさや性能を比較してみましょう。
アコムのアコムナビでできること
アコムナビに搭載されている機能は次の6つです。
- 申込み
- 書類提出
- よくある質問
- 会員ログイン
- 返済シミュレーション
- 店舗、ATM検索
このように、基本的には申込み時に利用することを想定したアプリとなっています。
一度アプリをインストールしておけば、契約後はアプリからパパッと会員ページにアクセスできるのはとても便利。
また、最寄りのアコム店舗・ATMを検索できるのも重宝するでしょう。
プロミスのアプリローンでできること
プロミスのアプリの機能は次の5つがあります。
- 申込み関連(新規申込み、書類提出など)
- 会員向けサービス(利用明細の確認や振込キャッシングの申込みなど)
- スマホATM
- 三井住友VISAプリペイドチャージ
- クーポン(アプリdeクーポン)
中でも注目なのは「スマホATM」です。
これはセブン銀行ATMのスマホ取引が利用できる機能で、プロミスのローンカードを持っていないときでも、スマホがあれば借入・返済が可能となります。
クーポンはプロミス会員への優待「おとくらぶ」の一環で提供されているもので、国内外の宿泊・レジャー・スポーツサービスなどを優待価格で利用できるサービスです。
このように機能がかなり充実しているため、プロミス契約後はアプリローンのインストールを推奨します。
アコムとプロミスで比較してもあまり差がなかった項目
ここまでに挙げてきたように、両社にはたくさんの違いがあります。しかし、あまり差が無い部分もたくさんあるのも事実。
まとめると次の表のようになります。
アコム | プロミス | |
---|---|---|
お試し 審査 |
3秒診断 | お借入シミュレーション |
在籍確認 | 必須 | 必須 |
ATM 手数料 |
提携ATM 10,000円以下:108円 10,001円以上:216円 |
土日祝日でも即日融資に対応している点などは、大手消費者金融に共通する利便性の高さと言えますね。
アコムとプロミス結局どっちがおすすめなのか?
ここまでの違いや特徴を考慮した上で、アコム、プロミスのどちらがおすすめなのかを判断してみましょう。
まとめると次の表のとおりです。
アコム | プロミス | |
---|---|---|
審査通過率 | 45~50% | 42.8%~45% |
無利息期間 | 契約日翌日から30日間 | 初回借入日から30日間 |
申込方法 | WEB、電話、店頭窓口、自動契約機、郵送の5つ | WEB、プロミスコール、店頭窓口、自動契約機、郵送の5つ |
初回借入額 | 10万~30万円程度。最高800万円 | 10万~30万円程度。最高500万円 |
金利 | 3.0~18.0% | 4.5~17.8% |
自動契約機 | 1,042ヶ所(2018年3月時点)、年中無休9:00~21:00 | 約1,100ヶ所、9:00~21:00※契約機により営業時間が異なります。 |
ATM | アコムATMは24時間営業で手数料無料 | 24時間営業の三井住友銀行ATMの利用手数料が無料 |
返済のしやすさ | 毎月払い、35日ごと、口座振替(毎月20日固定) | 毎月5日、15日、25日、末日から選択可能 |
アプリの使いやすさ | 主に新規申込用 | 申込みだけでなく、会員サービスやスマホATM取引など充実 |
それではそれぞれの特徴・おすすめポイントをみていきましょう。
アコムの特徴
アコムの特筆すべき特徴を挙げると、次の3点があります。
- 店頭窓口、自動契約機が多い
- 成約率がどこよりも高い
- 独自の返済周期「35日ごと」
大手消費者金融の中でもトップクラスの人気を誇り、利用者ナンバーワンの実績も。大勢から支持されている、安心・安全のカードローンを希望するならアコムを選ぶのが良いでしょう。
プロミスの特徴
プロミスの特徴は次の3点が挙げられます。
- 最高金利が17.8%と少しだけお得
- WEB完結申込み対応
- スマホATM取引が使える
WEB完結に対応しているため、絶対に周りの人たちにバレたくない!という人に適していますね。
また金利が少し低いため、わずかでも低金利で借りたい人にピッタリでしょう。
アコムとプロミスの比較まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はアコムとプロミスの違い、選ぶポイントなどを紹介しました。
最後にもう一度、両社の違いをまとめると
- 知名度、人気度、そして審査通過率はアコムが上
- 金利はプロミスが少しだけ優遇
- スマホATM取引やWEB完結などプロミスだけのサービスがある
の3つが挙げられます。
「自分に合ったカードローンを選びたい」
「アコムとプロミスで悩んでいる」
そんな方はこの記事を参考に、あなたに合ったカードローンを選んでくださいね。
アコムのおすすめポイント
銀行グループ | 実質年率 | 融資枠 | 無利息期間 |
---|---|---|---|
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 3.0%~18.0% | 800万円 | 最大30日間 |
プロミスのおすすめポイント
銀行グループ | 実質年率 | 融資枠 | 無利息期間 |
---|---|---|---|
SMBCグループ | 4.5%~17.8% | 500万円 | 最大30日間 |
SMBCモビットのおすすめポイント
※2019年9月現在銀行グループ | 実質年率 | 融資枠 | 無利息期間 |
---|---|---|---|
SMBCグループ | 3.0%~18.0% | 800万円 | なし |